- hタグ(見出しタグ)は、Webページの文書構造を検索エンジンに正しく伝えるためのHTMLタグ
- 見た目の装飾ではなく「情報の階層関係」を示す役割があり、SEOの土台となる要素
- h1はページに1つ、h2→h3→h4と階層を飛ばさない、見出しにキーワードを含めるのが基本ルール
- hタグ構造が崩れたままでは、どれだけ良い記事を書いてもSEO効果が十分に発揮されない
- Chrome拡張「META SEO inspector」を使えば、ページのhタグ構造を一目で確認できる
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結論:hタグはまず3つの基本ルールを守ろう
hタグについてまだよくわかっていない方や、ライティング初心者の方は、まず以下の3つのルールを厳守してください。
ルール1.h1は1ページに1つだけ使う

h1は、そのページの「タイトル=テーマ」を示す最も重要な見出しです。
原則、h1は1ページに1つだけ使います。
本郷 輝特にWordPressでは、記事タイトルが自動的にh1になります。本文中にh1を追加している場合は削除し、h1が1つだけになっているか必ず確認してください。
ルール2.h2 → h3 → h4の順で階層を守る
hタグは、「情報の階層(親子関係)」を表します。
- h2:日本の都道府県
- h3:東京都
h4:新宿区
h4:渋谷区
h4:千代田区 - h3:神奈川県
h4:横浜市
h4:横須賀市
h4:川崎市 - h3:千葉県
h4:千葉市
h4:浦安市
h4:柏市
このように、「h2の中身がh3」という構造にする必要があります。
ルール3.見出しにキーワードを自然に含める
見出しには、そのページで狙っているキーワードを含めることが重要です。
たとえば「hタグ SEO」で上位表示を狙う場合は、以下のように自然にキーワードを含めましょう。
- hタグがSEOに重要な理由
- hタグの正しい使い方



ただし、「hタグ SEO hタグ 使い方 SEO対策」のような不自然な詰め込みは逆効果です。あくまで自然な文章のなかでキーワードを使うことが重要です。
たとえば、以下の記事は「LLMO対策とは?」というキーワードをもとに作成された記事です。
実際の構成を見ることで理解しやすくなるため、キーワードの入れ方や見出しの階層構造の参考として、一度目を通してみてください。


hタグとは?SEOで必須の見出しタグを初心者向けに解説
ここからは、hタグについて理解を深めていきましょう。
hタグとは、Webページ上の「見出し」を定義するHTMLタグです。
h1からh6まで6段階あり、数字が小さいほど重要度の高い見出しを意味します。
h1〜h6の違いと役割
hタグは以下の6種類で構成されています。
| タグ | 役割 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| h1 | ページ全体の大見出し(タイトル) | 原則1ページに1つ |
| h2 | 主要セクションの見出し | 記事の大きなテーマの区切り |
| h3 | h2のなかの小見出し | h2の内容をさらに分けるとき |
| h4〜h6 | より細かい階層の見出し | 必要に応じて使用 |



この記事自体も「h1:記事タイトル → h2:各セクション → h3:セクション内の小見出し」という階層で構成されています。
hタグは「見た目の装飾」ではなく「文書構造」を示すもの
hタグの本来の役割は、文章の構造を整理することです。
NG例として、以下のような使い方があります。
- 文字を大きくしたいからh2を使おう
- 太字にしたいからh3を入れよう
- 余白を作りたいからhタグで空白を入れよう
文字の強調やサイズ調整など見た目を整えたい場合は、CSSという別の機能で調整します。hタグの役割はあくまで「情報の整理」です。
イメージしやすいのは本の目次です。
たとえば料理本なら、
- 第1章:和食(h1)
- 煮物(h2)
肉じゃが(h3)
筑前煮(h3) - 焼き物(h2)
このように「親 → 子」という階層構造になっています。
Webページでも同じように、hタグには「どの情報がどのグループに属するか」を示す役割があります。
この区別は、次に説明するSEOとの関係を理解するうえで非常に重要なポイントです。
hタグがSEOに重要な理由
hタグは、検索エンジンがページの内容を理解するための重要な手がかりです。
ここでは、hタグがSEOに重要な理由を3つ紹介します。
理由1.検索エンジンはhタグでページの内容を判断している
Googleの検索エンジンは、人間のように文章を感覚的に読んでいるわけではありません。
HTMLの構造(※)、特にhタグの階層をもとにして、以下のような情報を判断しています。
- このページのテーマは何か
- どの情報が重要か
- 各セクション同士の関係性
検索エンジンは、本の「目次」を見るようにページを理解しています。
- 目次が整理されている → 内容が正しく伝わる
- 目次がバラバラ → 何について書かれているのか分かりにくい
hタグは、この「目次」の役割を担っています。
※HTMLとはWebページの構造を作るための言語。文章の「見出し」「段落」「画像」などの役割を定義することで、ページの骨組みを作ります。
理由2.読者の読みやすさにも直結する
hタグで見出しが整理されたページは、読者にとっても読みやすくなります。
見出しをざっと確認するだけで「どこに何が書かれているのか」が把握できるため、目的の情報にたどり着きやすくなります。
その結果、「ページの滞在時間が伸びる」「離脱率が下がる」といったいい影響が生まれます。
Googleはこうしたユーザー行動も評価指標のひとつとしているため、hタグの構造を整えることは、ユーザビリティとSEOの両方に良い影響を与えます。
結果として、検索順位の向上にもつながりやすくなります。
理由3.hタグ次第で検索結果の最上部に表示される可能性がある
hタグ次第で検索結果の最上部に表示される可能性があります。
Googleの検索結果では、通常の検索順位とは別に、回答ボックスやAI Overviewなどの形でページの一部が最上部に抜粋表示されることがあります。
こうした抜粋は、hタグで明確に区切られたコンテンツから選ばれやすい傾向があります。
たとえば「〇〇とは」というh2の直下に簡潔な定義文が書かれている場合、その部分がそのまま検索結果に引用されるケースがあります。
逆に、見出しと本文の対応が曖昧なページでは、Googleが「どこに回答があるか」を特定しにくくなり、抜粋対象から外れやすくなります。
hタグ構造を整えることは、こうした検索面での露出機会を増やすことにもつながります。
【要注意】現場で頻出するhタグのNG例6選と改善方法
hタグの構造ミスは、実はSEO会社が制作したサイトでも頻繁に見られます。
ここでは、実際の制作現場でよくあるミスを6つ紹介します。
自分のサイトや記事にも当てはまっていないか、チェックしながら読んでみてください。
ひとつでも当てはまっていた場合は、そのままにせず必ず修正しましょう。
NG例1.見た目のためにhタグを使う
見た目調整のためにhタグを使ってしまうケースです。
先述の通り、「文字を大きく見せたい」「セクション名を太字にしたい」「ここだけ目立たせたい」といった見た目上の理由でhタグを使ってしまうことがあります。
特に、WordPressなどのCMSやノーコードツールで記事を作成する際に、見出しブロックをフォントサイズの調整代わりとして使ってしまうケースが多く見られます。
しかし、hタグはあくまでページの構造を伝えるためのものです。
文字の大きさや装飾といった見た目の調整は、CSSやエディタの書式設定で行うのが正しい方法です。
見た目を変えたいだけであれば、太字(bold)やフォントサイズの変更で対応するようにしましょう。


WordPressのビジュアルエディターで文字を選択後、「太字」や「マーカー」などの装飾をクリックすると反映されます。
NG例2.h1が複数ある、または存在しない
h1は、そのページの「テーマ」を示す最も重要な見出しであり、基本的には1ページに1つだけ設置します。
よくあるのが、WordPressなどのCMSで記事タイトルがすでにh1として自動出力されているにもかかわらず、本文中にもh1を追加してしまうケースです。
この場合、h1が2つ以上存在することになり、検索エンジンが「このページの主題はどちらなのか」を判断しにくくなります。



自分のページでh1が正しく1つだけ使われているか確認してみてください。
NG例3.h2→h4のような階層飛ばしはNG
h2の次にh3を飛ばしてh4を使うなど、階層が飛んでいるケースです。
h2の次にh3を使わず、いきなりh4を使ってしまうパターンで、「h4のフォントサイズがちょうどいいから」といった見た目の理由で起きることが多くあります。
これを本の目次に例えると、「第2章」の次にいきなり「第4章」が出てくるようなものです。
このような構造では、読者も検索エンジンも「途中の情報が抜けているのでは?」と感じてしまいます。
必ずh2 → h3 → h4の順に使い、階層を飛ばさないようにしましょう。
NG例4.親子関係が崩れると内容が正しく伝わらない
見出し同士の親子関係が崩れているケースです。
本来はh2の配下に置くべき内容なのに、同じh2として並べてしまったり、h3で書くべき内容をh2にしてしまうことがあります。
たとえば「SEO対策の種類」というテーマで構成する場合、以下のような書き方は誤りです。
- h2:SEO対策の種類
- h2:内部SEO
- h2:外部SEO
→すべて同じ階層になっており、「内部SEO」と「外部SEO」が「SEO対策の種類のなかに含まれる要素」であることが伝わらない。
- h2:SEO対策の種類
- h3:内部SEO
- h3:外部SEO
→「内部SEO・外部SEO」が「SEO対策の種類の中身」であることが明確になる
このように、見出しは「親 → 子」の関係で構造化する必要があります。



見出しを書くときは、「この内容は直前の見出しの中身なのか、それとも別の話題なのか」を意識するだけで、このミスは大きく減らせます。
NG例5.見出しと本文の内容がズレている
見出しと本文の内容がズレているケースです。
たとえば、見出しに「料金プランの比較」と書いているのに、本文ではサービスの特徴しか説明されていないような状態です。
この場合、読者は「比較が書いてあると思ったのに違う」と感じ、違和感を持ちます。
検索エンジンは、見出しとその配下の本文をセットで読み取っています。
そのため、内容がズレていると、「この見出しの内容は信頼できない」と判断される可能性があります。
見出しを書いたら、「その見出しに対する答えが本文にきちんと書かれているか」を確認するようにしましょう。
見出しは“予告”なので、その約束を本文で回収することが重要です。
NG例6.hタグにそのページで狙うべきキーワードが含まれていない
hタグにキーワードが一切入っていないと、検索エンジンに「このページが何について書かれているのか」が正しく伝わりません。
たとえば「hタグ SEO」で上位表示を狙っている記事なのに、見出しがすべて「ポイント①」「ポイント②」のような汎用的な表現になっていると、テーマがぼやけてしまいます。
- h2:ポイント①
- h2:ポイント②
→ 何についてのポイントなのかがわからず、検索エンジンにも内容が伝わりにくい
- h2:hタグがSEOに重要な理由
- h2:hタグの正しい使い方
→ 見出しだけで「hタグ」と「SEO」がテーマであることが明確に伝わる
3秒でできる|hタグ構造のチェック方法
hタグの構造は、専門知識がなくてもツールを使えばすぐに確認できます。
hタグ構造のチェックには、無料のChrome拡張機能「META SEO inspector」が便利です。
インストール後、チェックしたいページを開いて拡張機能のアイコンをクリックするだけで、そのページのhタグ構造がツリー形式で表示されます。
h2→h4のように階層が飛んでいる箇所や、h1が複数ある場合は警告として表示されるため、どこに問題があるのかを一目で把握できます。


「正しくできているか不安」という場合でも、このツールを使えばすぐに確認できます。
まとめ:hタグを整えるだけでSEOは改善する|今すぐ見直すべき理由
hタグの構造は、SEOにおける「基礎の基礎」であり、記事の成果を左右する重要な要素です。
どれだけ質の高い記事を書いても、hタグ構造が崩れていると、検索エンジンに内容が正しく伝わりません。
その結果、本来得られるはずの評価や検索流入を取りこぼしてしまう可能性があります。
まずは自社サイトの既存ページを「META SEO inspector」でチェックし、構造に問題がないかを確認するところから始めてみてください。
エイチリンク株式会社では、記事コンテンツの制作だけでなく、サイト構造や内部設計まで含めたSEO対策を提供しています。「記事を書いているのに成果が出ない」「SEO施策の方向性が合っているのか不安」と感じている場合は、お気軽にご相談ください。
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